9.好きでしかたない・・・状態の片思いのゆくへは? |
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Q:彼氏いない歴二十年の私の片思い 大学二年生、二十歳の女性です。いままで男の人と付き合ったことはありません。でも、私には高一のときからずっと好きな人がいます。その人は、東京の大学に進学してしまってここにはいません。彼女もいたみたいなので、告白はしていません。とにかくよくモテました。今年の一月に成人式があったのですが、彼の姿を見つけて、うれしくてまたドキドキして、すごく苦しかったです。でも、話しかける勇気もありません。
A:人はどうして、これほどまでに簡単に恋の病にかかってしまうのでしょうか? しかも、同じように彼に対して、恋の病にかかった女性は、あなたのほかにも大勢いるのでしょう。 あなたはモテる、もっとも競争率の高い彼にときめいてしまった。もし、あなたが人気の無い男性にときめいていれば、あなたは労せずその男性と付き合うことが出来たかもしれきせん。
話は変わりますが、あなたが結婚して子供ができたとします。そのこどもはとてもブサイクでした。このこどもが誰にも相手にされなく結婚もできなかったとしたら。あなたの子孫はその代で絶滅してしまいます。孫の顔さえ見れなく、死んで行くのです。
寂しいですね。
でも広い世の中ですから、ブサイクでもいいという人がいるかもしれません。そういう幸運で結婚できたとします。 しかし孫もブサイクで、モテず、結局あなたの子孫は絶滅してしまいました。
つまり、あなたがブサイクな男性を好きになって、ブサイクな子供を産んだ場合、あなたの子孫は絶滅する可能性が高いのです。
これを防ぐためには、やはりブサイクな人に恋心が生まれないようにする必要があるのです。
したがって、もっとも人間らしい顔の人に恋心をだくように、私たちの遺伝子にインプットしておく必要があります。
だからこそ、人間らしい人「カッコイイ人」は多くの人から〜ちやほや〜されるのです。
これは、一言で言うと【平均】です。 目と目の間隔、大きさ、二重、一重、顔の大きさ、輪郭など、できるだけたくさんの人間の平均値を満たしていれば、これが、均整の取れた人といえます。 しかし、実際には少数です。だからこそ、そういう人がモテるのです。
私たち人間は、たくさんの人と出会い、そして記憶の中に人間の平均値を作り上げ、そして平均値に近い人が目の前にあらわれると、脳は過剰に反応して、 【ノルアドレナリン】や【PEA】といったホルモンが分泌され、ドキドキします。
【PEA】は、人間に目の覚めるような快感を与える作用がありますから、ドキドキに快感が付加され、人は恋に落ちたと錯覚します。 その人が目の前に現れるだけで、これらのホルモンは分泌を繰り返しますので、やがてはそのホルモンのとりこになって、もっと多く分泌させようと思うようになります。
これが恋に落ちる仕組みです。
こうなれば、PEA中毒の領域ですが、一度中毒になってしまえば、それが切れたとき(フラれたりしたとき)、その人の精神に異常をきたすケースもめずらしくありません。
ストーカーはまさにこれです。
残念ながら、この状況は、どうすることもできません。ただし、PEAを出し続けることは出来ませんから、時期が過ぎれば、その情熱はおさまります。
あなたはもちろん彼を自分に振り向かせたいと思っているでしょうが、それが無理だと言うことを、あなた自身がわかっているはずです。
それだけモテる彼でしたら、振り向かせるためには、やはりあなたも彼にPEAを出させるだけのルックスを持っている必要があり、もし、仮にあなたがそれを持っていたとしたら、
「男性と一度も付き合ったことが無い」
ということにはなってなかったはすです。
誰もが最高の配偶者を手に入れようと思っていることに間違いはありません。しかし、それは夢として、
心の中にしまっておき、もっと現実を見つめ、しあわせを手に入れることに進んだが賢明と考えます。
あなたの【しあわせ】は彼には無い。
これが恋愛科学の結論です。愛されモテ子育成恋愛講座 |
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