コーチン執筆
| UP!いいシャンプーとの出逢いは、恋人との出逢いと同じくらい大切だ |
| 「何か、変わった」
と、君に会った時、僕は感じた。
理由は、わからなかった。
「別に?」
と、君は言った。香水を変えたわけでもなく、メイクを変えたわけでもなく、
フアッションでもない。
でも、何か、変わった。「ホントはね」
君は、白状した。
「シャンプーを、変えたの」
それは、重大事だ。
男性にとってのシャンプーと、女性にとってのシャンプーは、意味が違う。
今日の、君は、輝いている。
それは、髪がきれいになったからじゃない。
それは、朝、髪がきれいにセットできたから。君の、運勢は髪に出る。
調子が悪いと、たちまち髪のまとまりが悪くなる。
髪が、きれいにセットてきた日は、きっと、いいことがある。
と、いうより、君が、輝いているからうまくいくのだ。
新しく買ってきたシャンプーが、なんとなくしっくりこなかったら、
もったいないからと最後まで使うことはない。君は、
一回しか使っていないシャンプーでも、もう使うのをやめてしまって、
新しいのを買ってくる。
もったいないでしょ、とママに叱られている。
でも、しっくりしないシャンプーを使い続けてるって、
ヘナチョコ男と付き合い続けるのと同じくらいどうしようもないことなんだ。
僕は、気づいている。 |
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