今、恋人と呼べる男性がいないあなたは、ぜんぜん出逢いがないと嘆いているかもしれません。
かつてのルルもそうでした。二十歳ころ、こんなに周りに男性がたくさんいるのに、ときめく人がいない。
出逢いもない、時間だけがどんどん過ぎていき、さみしさを抱えていたころがありました。
そんなとき、おばにこう言われました。
「あなたが付き合いたいと思っている男性は、仕事しても立派で、
男としても、人としても優れた人、そうよね?」
そのとおりです。でも、当時、私をすきだといってくれる男性は、理想の男性像とは違っていました。
それを見抜いたおばは、「パートナーはあなたを映す鏡なのよ。つまり、いまのあなたに声をかけてくる
男性は、いまのあなたのレベルを映し出してるの」と言うのです。
「もし理想の男性にめぐり合いたいなら、その人たちがどんな勉強をしているかを知り、学ぶことから
はじめなさい。そうすれば、あなたは女性として人としてレベルが高くなる。そうなったときには
あなたが理想とする男性があなたのことを好きといってくるの。そういうものよ」
深くうなずくしかルルはありませんでした。大人の女性のアドバイスは、やはり違うなと感じたこと
今でもよく覚えています。
考えてみればわかることですが、いくら表面だけきれいに飾っても、素敵な男性の心を動かすことは
出来ないでしょう。
そのとき、ルルは理想の男性に好かれるために、“理想の自分に”なろうと思いました。
このパートでは、そんなささやかなルルの体験も交え、“モテる女”・・・“愛される女”について
考えてみようと思います。 |
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